自作VVVFインバーターをスマホから操作できるようにしました

作ったもの

元ネタの方

IoTインバーターすき

使ったもの

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ESP-WROOM-02

ESP-WROOM-02(ESP8266)をアクセスポイントにしてiPod Touchから直接繋げています。ESP-WROOM-02にプログラムを書くのは初めてではないのですが、アクセスポイントモードを使ったのは初めてだったのでいろいろ調べながら作っていました。

iPodESP-WROOM-02から情報を受け取る際には XMLHttpRequest を使ってリアルタイムに受信しています。もしかしたら別の方法のほうが適しているかもしれませんが調べていません。

また、インバーターの情報をリモコンに送って表示ができたら面白そうだなあと思って方法を調べました。これにも XMLHttpRequest が使えるらしく、JavaScriptを少し改造するだけでデータ受信機能を追加できました。
用途からするとWebSocketのほうが向いていそうですが8年前の古いブラウザーなので対応しているかは不明です(試してはいません)。

iPod Touch

タイトルにあるスマホではないですが、モダンなブラウザーが使えてWi-Fiに接続できるものであれば何でも使えます。
iPod Touchは第2世代のものです。ブラウザーのバージョンは5.0.2だったので、もう8年前から更新されていないことになります。何しろ8年前なので当然letとconstは使えません。それでもたいていの機能は使えるのでそんなには大変ではありませんでした。ですがローカルで外観を確認できないので、一旦Webに上げてどんな感じに映るかを確認してたのでやっぱり大変でした。
「ここを外すと動かない」が発生しましたが、よくよく考えたら書き方を間違っていただけでした。すぐにブラウザーのせいにしてはいけない

VVVFインバーター

自作です。この前SDカードで設定を読み込ませるやつを作ったので、それに機能を追加する形で今回のリモコンを導入しました。

ブラウザーの画面について

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パソコン側でのデザイン風景
指をスライドするとノッチが切り替わる動作は鉄道運転シミュレーターの「Train Drive ATS」を参考にしました。本物のワンハンドルマスコンにような感じで操作ができます。僕が書いたプログラムがタコなせいなのか、スライドすると操作が遅延するバグがあります。
上のスクリーンショットChromeデバッグコンソールのデバイス切り替え機能を使ったものです。スマホで見た場合の画面をエミュレート?してくれるので便利です。

追記

(2018/11/11)
タイトルを「自作VVVFインバーターWi-Fiリモコンを導入しました」から「自作VVVFインバータースマホから操作できるようにしました」に変更しました。